農業館の名品-九谷焼の蝋燭立て(明治時代の工芸品)-
平成29年6月2日(金)~ 平成29年7月30日(日)
明治18年、津市公園内の物産陳列場で三重県が国産工芸品の改良を奨励した「物産展」が開催されました。その後陳列品は農業館に寄贈され、その数は80点にも及びます。それらからは当時日本が西洋の文物を積極的に取り入れようとしていた歴史を伺うことが出来ます。5月末まではコーヒー具をご紹介いたしましたが、今回は九谷焼のロウソク立てをご紹介いたします。この1対は金沢工業学校で製作された物で、菊と桐の花が描かれたモダンな作品です。和洋折衷の非常におしゃれなデザインからは当時の人々のセンスの良さが感じられます。
農業館展示室
大 人 - 500円 ( 団体 300円 )
小中学生 - 100円 ( 団体 無料 )
※団体20名以上
木曜日(祝日の場合はその翌平日)
午前9時~午後4時30分(最終入館は午後4時まで)