館内は展示内容に応じていくつかのゾーンで構成されており、年間を通して多彩なプログラムを実施しています。
マップ、もしくは下表の番号をクリックすると、詳細をご覧いただけます。
※現在、本館2階では展示を行っておりません
- 神宮のお祭り
- 神宮のお祭りでは、皇室の
御祖神 である天照大御神 を奉じて国の平安と国民の幸福を祈っています。
神宮で行われる祭典は年間1500回以上に及びます。ここではお祭りで使用される祭器具や装束、神饌の模型などを展示しております。
- 神宮の建築(
御饌殿 復原展示) - 神宮には125の社があり、式年遷宮によって新たな社殿へと建て替えられます。
写真は、1日2回神饌 を神々に捧げる日別朝夕大御饌祭 が行われる御饌殿の復原展示です。式年遷宮で解体された実物を館内に復原しました。
- 神宮の創祀/中世の神宮
- 天照大御神を祀る
皇大神宮 は垂仁天皇26年(紀元前4)に五十鈴川の川上に、豊受大御神 を祀る豊受大神宮 は雄略天皇22年(478)に丹波国から現在地の山田原に鎮座されました。
- 中央ホール(正宮模型)
- 正宮の敷地は正殿を中心に宝物を納める東宝殿、西宝殿が後方に配置され、四重の御垣で囲まれております。この模型は明治42年(1909)の第57回式年遷宮造営工事の参考として製作されたもので、建築様式は現在の社殿にも受け継がれております。
- 戦乱の終わりと遷宮の復興/江戸時代の神宮と再興
- 朝廷と幕府が衰退し、国内が乱れた戦国時代は式年遷宮の斎行が困難となりました。しかし、織田信長や豊臣秀吉が乱世を治め、式年遷宮斎行に援助を行ったため式年遷宮が再び行われることになりました。そして、江戸時代になると幕府により神職はお祭りに専心し、学問に励むよう定められました。
- 参宮の興隆
- 江戸時代、長く泰平の世が続いたことで、多くの人々は社寺参詣や名所旧跡に旅立ちました。中でもお伊勢参りは人々にとっての憧れであり、「一生に一度でも」訪れたい場所になっていました。
- 近代の幕開けと神宮
- 明治維新を経て政府は天皇を中心とした国づくりを開始し、皇室の御祖神を祀る神宮も国民の心のよりどころとする取り組みが行われました。このことは市民にも影響を与え、神宮崇敬の心から新しい神都・伊勢を作ることを目指し、「神苑会」が立ち上げられました。
この神苑会のもと神宮徴古館は明治42年に設立されました。
- 文化財エリア
- 期間を限定し特集展示や企画展示を行う展示室です。徴古館が所蔵する膨大な資料の中からテーマに沿った資料や文化財を紹介しております。