特別展「生きる正倉院-伊勢神宮と正倉院が紡ぐもの-」
令和4年9月13日(火)~ 令和4年11月9日(水)
飛鳥時代、天武天皇がはじめられた神宮式年遷宮では、20年に一度神宝を作り替え天照大御神へと奉られている。
奈良時代、聖武天皇の49日の法要に際して、光明皇后により東大寺の大仏へと献納されたのが正倉院宝物である。
正倉院事務所による正倉院再現模造品の製作は、長い時の中で失われた当時の構造や技法、素材をも究明して現代へと蘇らせることに重要な意義がある。
連綿と繰り返し調製されてきた神宮神宝と正倉院宝物が紡ぐ1000有余年に及ぶわが国の技術と文化の粋。ここには「未来へと継承する」という共通の祈りが込められている。
本展覧会では今後の神宮式年遷宮斎行に欠かせないわが国の伝統文化の興隆と発展への理解が深まる一助となることを企図する。
第1章 神々と貴人の威儀-壮麗な装い- (神宮徴古館 別館1・2室)
【出陳作品】
第2章 神々と貴人の暮らし-彩りの美- (神宮美術館 展示室1)
【出陳作品】
第3章 神々と貴人の衣装-優雅な染織- (神宮美術館 展示室2)
【出陳作品】
第4章 いにしえの至宝 (神宮徴古館 本館 右廊1・2・3室)
【出陳作品】
第5章 いにしえへの回帰 (神宮徴古館 本館 左廊1・2・3室)
【出陳作品】
第6章 神宝調製の技と素材 (せんぐう館 展示室3・4)
【出陳作品】
※複数館に亘る連動展示となっております。観覧時間に余裕を持ってお越し下さい。
なお、駐車場には限りがありますので、公共交通機関をご利用下さい。
◎「展覧会詳細・案内図」へ出品目録を追加しました(8/19)
神宮徴古館・神宮美術館・せんぐう館
大 人 - 700円
小中学生 - 200円
※期間中は3館共通観覧券のみ販売します。
特別料金につき、団体割引などの割引措置はありません。
木曜日(但し11月3日/文化の日は開館します)
※会期中は全館共通となります。
午前9時~午後4時30分(最終入館は午後4時まで)
神宮司庁
協力/宮内庁正倉院事務所・凸版印刷株式会社
三重県・三重県教育委員会・伊勢市・伊勢市教育委員会
【講演会】 ※終了しました
講師:前宮内庁正倉院事務所長 西川明彦氏
演題:「正倉院をまもる」
日時:令和4年10月10日(月・祝) 午後2時~午後3時30分
会場:神宮徴古館 別館2階
会費:無料 ※要事前予約
お問い合わせ:0596ー22ー1700
- PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerダウンロードはこちら