神宮徴古館・神宮農業館

展示・所蔵品(コレクション)

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重要文化財

毛抜形太刀

寸法(刃長/㎝):70.9
成立:平安時代中期(10世紀)

解説
平安時代より用いられた衛府(禁裏の警備をつかさどった役所)の官人が佩用する太刀。柄に毛抜きを向かい合わせにしたような透かしがあることから称される。本資料は平安中期の豪族で平将門の乱の平定に功績があった藤原秀郷ふじわらのひでさとの佩用品と伝える初期の兵仗用で、刀身・こしらえともにほぼ完全な状態が保たれ、その構造が知られる唯一の遺例である。

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