特別展「望-歌会始御題によせて-」(終了)
令和2年2月21日(金)~ 令和2年3月4日(水)
新春の歌会始は、和歌を通じて皇室と国民を一つに結ぶ、雅やかな宮中行事です。
神宮美術館では、毎年春の嘉例として歌会始の御題によせた特別展を開催しており、本年は御題「望」にちなんだ作品を展示します。
漢字の「望」は、語源的には遠くの月を待ちのぞむさまをあらわします。
そこから見えない物を求めたりまた見えない処を見ようとする意味で「希望」「願望」「待望」「望郷」といった言葉に発展し、本来の眺めるという意味で「眺望」や「遠望」という言葉が派生、また「望月」という月自体を表す言葉も生まれました。
本展覧会では、近現代の美術・工芸作品のうち「希望」「眺望」「望月(満月)」にテーマを求め、約40点を展観いたします。
「望」に託された作者の想いを感じ取って頂けると幸いです。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止措置として3月4日までの会期となりました。
特別展「望-歌会始御題によせて-」の開催に際し配布致しました招待券・招待はがきは、4月1日より神宮美術館の招待券として期限なくご利用頂けますので、お手元に保管頂き、ご活用下さい
神宮美術館
大 人 - 500円 ( 団体 300円 )
小中学生 - 100円 ( 団体 無料 )
※団体20名以上
木曜日(祝日の場合はその翌平日)
午前9時~午後4時30分(最終入館は午後4時まで)